逃げるは恥だが役に立つ!
「逃げるは恥だが役に立つ」はハンガリーのことわざで、自分の戦う場所を選べということを意味しています。
つまり、今いる環境にしがみつくのではなく、逃げることも選択に、自分の得意なことが発揮できる場所に行こうというものです。
あなたがもし、一生懸命頑張っていても、周囲の人や仕事の上司に「無能」「仕事ができないやつ」などと見なされたら、それは、あなたが適性のない環境にいるからかもしれません。
そんなときは、無理に頑張らず、逃げることも大切です。
たとえば、世の中には安い給料で倒れるまで働かされる「ブラック企業」という会社が存在します。
その仕事や今いる環境に、あなたがストレスフルだと感じる場合は、はっきり言えば「適性がない」「環境にあっていない」ということかもしれません。
世の中は、無責任に「困難な道を選べ」と言いますが、あなたの心身が悲鳴をあげるほど頑張る必要はありません。
環境を選ぶときは、自分が楽にできそうなことを探してみるとよいです。
仕事でも勉強でも、できるだけ苦にならないものを、面白いと思えるものを選びましょう。
その仕事や勉強を楽に感じるというのは、あなたにその「適性がある」ということです。
何事でも、適性があることは長く続けられます。そして、自然と習熟度は上がっていきます。
すると、周囲の人や仕事の上司に「有能である」「仕事ができるやつ」という風に見られるようになります。
世の中、ただ楽で、面白いだけの仕事というのは存在しません。
どんな仕事もそれなりに大変で、それなりに苦労します。
ただ、自分にとって「適性がある」と思える環境を選んでいけば、乗り越えていくのも比較的ラクになります。