窓を開けて遠くを眺めるだけでリラックス!?
車の運転中、家にいるときや仕事をするときも、長時間同じ所にいる場合は、なるべく窓を開けておくようにしましょう。
風を通すだけでも室内にゆらぎが生まれ、疲れにくくなります。
高層ビルやオフィスの一室といった人工的で密閉された空間にいると、窓を開けるだけでホッとすることがあります。
理由は、外から遮断された空間にゆらぎが生まれるからです。
このゆらぎは自然界にたくさん存在します。たとえば、木漏れ日の輝き、風のそよぎ、鳥のさえずりといった、常に一定ではなく、変化しているものをいいます。
そして、人はこのゆらぎのある環境にいると安心し、心地よさを感じます。
交感神経と副交感神経はどちらか片方ではなく、シーソーのように交互に均等に働くと疲れにくくなります。
スマホやパソコンなど近くを見ることが続いたら、遠くの景色を眺めてバランスを均等にしてあげることが大切です。
スマホやパソコンは、もはや日常になくてはならないものです。
本来なら近くを見るときというのは安心してリラックスしているときで、副交感神経が優位にならなくてはいけないのですが、現代の生活ではその逆になっています。
集中して画面を注視していると、緊張して交感神経が優位にならざるえないときがほとんどになっています。
この正反対の働きは、脳がパニックを起こし、自律神経のバランスが崩れ、余計に目が疲れてしまいます。
30分に1回を目安に目を休める時間をとって、遠くを眺めてみましょう。