コーヒーを3時間ごとに飲むと良い!?
コーヒーには、クロロゲン酸という抗酸化作用のポリフェノールが豊富に含まれています。
コーヒーの飲用が、がんや糖尿病、動脈硬化などの予防に有効であるという研究成果が相次いで報告され、その効果にクロロゲン酸などのポリフェノールが持つ抗酸化作用が寄与しているのではないかと、注目を集めています。
これは、苦みや香りのもととなる成分で、カフェインより多く含まれています。
疲労を起こすのは活性酸素による酸化ストレスで、神経細胞が破壊されるからであると考えられています。
運動などのエネルギーをたくさん使う活動では、酸素が多く消費されるとともに活性酸素も多量に発生します。
抗酸化作用により、疲労の原因となる活性酸素による酸化ストレスを軽減できます。
長時間がんばらなくてはならないときは、3時間ごとにコーヒーを飲むと効果的です。
クロロゲン酸の効果は2〜3時間しか続かないので、1度に多く飲むより、こまめに飲んだほうが抗酸化作用が長続きします。
また、カフェインレスコーヒーにもクロロゲン酸は含まれているので、カフェインが気になる人もOKです。